Monthly Archives: 1月 2013

第3回分子状水素医学シンポジウムの開催


topics63 (2013.1.28)

2013年2月9日と10日の両日、第三回分子状水素医学シンポジウムが開催されます。このシンポジウムは水素医学に関する学術的な講演会です。
http://www.medi-h2.com
特別講演、基調講演、教育講演、ミニシンポジウムと一般演題17と充実した内容です。今回は事前参加登録が必要です。この会は、マイナス水素イオン、プラズマ水素、活性水素、水素吸蔵サンゴ 等とは、無関係です。


2013年度の放送大学の講義の撮影が終わりました。


topics62 (2013.1.28)

2013年度から4年間、講師として放送大学に出演します。「現代化学」という講義で、従来の枠組みではなく、(1)エネルギー(2)機能性素材(3)生命・健康の3本柱をたて、現代化学を論じるという非常に挑戦的な試みです。企画から1年半以上かかり、2013年1月24日に私の担当の番組の撮影が終わりました。ほっとして気が緩んだせいか、打ち上げでは日本酒を驚くほど飲んでしまいました。ただし、水素水を飲んだおかげで、二日酔いにはならずにすみました。
魅力的な講義にしようとはりきっていたのですが、なかなか思うようにならずに、極めて残念でした。大学の講義や一般の講演のように、ニコニコしながら溌剌とした口調で話をするつもりでしたが、テレビカメラへ向かって時間を合わせながらの話では、ひきつった顔で、もぞもぞと原稿を読むことになってしまいました。聴講生の皆さん、ごめんなさい。
1回目と5回目は5人講師が全員出演し、その他の12回を5人で担当し、私は3回担当します。私の担当は、化学と生命・健康で、(1)生命の本質は? 化学から見た生命(2)生体反応分子を見る (3)化学の医療への貢献の3回です。
教科書もとても魅力的な本に仕上がって、放送大学の受講生だけでなく、一般の方も購入できるとのことでしたが、1冊3000円ということで、買う人はいないだろうなあ、と少しがっかりです。教科書として正確に記述することと最新の進歩をわかりやすく説明することを両立させるのは、たいへんでした。でも、いい経験でした。


一般書 ウォルター先生の水素の話 1月20日発売(太田成男監修)


topics61

水素医学については、多くの論文がでていますが、水素について基本的なことを説明した本はありませんでした。こんな学術論文がでているよ、と言っても一般の方にはわかりにくいと思います。この「ウォルター先生の水素の話」は、B5版で、53ページという小さな本ですが、かわいいイラストがたくさんあって、非常にわかりやすく書かれています。私は、今回は執筆ではなく、監修です。発売されるとけっこう人気があって、Amazonでのインターネット販売では品切れで発送までには時間がかかるそうです。簡単に読めるので、お薦めです。


麻酔薬の副作用を水素が軽減


topics60

最近、待ち望んでいた論文が発表されました。研究内容は事前に知っていたので、心待ちにしていた発表でした。防衛医科大の麻酔科からの論文で、麻酔薬の小児に対する副作用を水素が軽減するというものです。全身麻酔ガスとして使われているセボフルランは、小児に対して副作用があり注意が喚起されていました。水素を使う事により、全身麻酔も安心して使えるようにしたいものです。
第59回日本麻酔科学会の共済セミナーでのレクチャー
論文は、
Coadministration of hydrogen gas as part of the carrier gas mixture suppresses neuronal apoptosis and subsequent behavioral deficits caused by neonatal exposure to sevoflurane in mice.
Yonamine R, Satoh Y, Kodama M, Araki Y, Kazama T.(防衛医科大学麻酔科)
Anesthesiology. 2013 Jan;118(1):105-13.


ミトコンドリア病の治療薬世界にさきがけて、今年、認可申請へ 第12回日本ミトコンドリア学会(筑波大学)


topics59

ミトコンドリア病については残念ながら認可された薬がありません。日本だけでなく世界中で、ミトコンドリア病の薬として認可された薬はないので、担当医は苦労しながら手探りで自分の責任で治療にあたっている状況です。薬剤として認可されれば、担当の医師も安心して使う事ができるようになります。
第12回日本ミトコンドリア学会の年会は、筑波大学の大学会館で、2012年12月19〜21日開催されました。この学会で待ちに待った発表がありました。
久留米大学から「ミトコンドリア病の治験薬」についての発表があり、「効果あり」の判定がでたという発表がありました。今年にはいって、薬剤として認可申請をおこない、認可される運びです。
ミトコンドリア病のように患者さんが少ない病気は、製薬会社の利潤にはならないので、医師主導型の薬剤開発が行われています。別名「医師死亡型治験」といわれるくらい、大変な仕事です。最近は、厚生労働省も稀少疾患の対応にも力をいれるようになり、ミトコンドリア病に関しての認可薬への援助が2件行われています。あと3年後には、もうひとつ、予防薬として認可申請できるようにしたいと思います。


第16回日本医療ガス学会で、水素ガスの効果について講演


topics58

第16回日本医療ガス学会(2012年11月17日:東京ステーションコンファレンス)で、「水素の臨床応用」という題目で、水素の臨床応用へのプロセスを中心に最近の進歩について、某大学の循環器内科の先生からの講演がありました。この講演は、ガスのトップメーカーの大陽日酸株式会社の共催です。医学会で、このような講演が次々行われる事で、医学会における水素医学の認知も広くなっています。