Monthly Archives: 2月 2017

「ここまでわかった水素水最新Q&A」(太田成男著)が出版されます。


 最近、水素水に対しての否定的な意見が見られます。
 様々な疑問や否定的な意見の中には、科学の知識がないために生じたものもありますし、なにがなんでもアンチ水素水という立場の人もいます。
 しかし、まじめに考えて「水素水に効果があるとは、どういうことだろう」と率直に疑問を感じる人も多いのです。
 この本では、「水素水の疑問にすべて答えます」というスタンスで執筆しました。
 水素水に対しては、是非この本を読んで事実に基づいて議論してほしいものです。
 また、この本が、水素水を理解するというだけでなく、超高齢社会の問題点を考える契機になっていただければ幸甚です。

本体1,200円 小学館(2017/03/01発売予定)
https://www.shogakukan.co.jp/books/volume/45459
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784093885218


正統な科学では、正しい測定が大切


 2016年12月15日に国民生活センターが公表したデータについて、複数の企業からクレームがあったことが、公表されました(2017年1月20日)。水素水は、正統な科学に基づく製品のはずですから、水素濃度の測定は決定的に大切です。もしも、間違った値を公の機関が公表したのでしたら、問題は大きいと思います。
 科学は、白黒がつくのが特徴ですので、是非白黒つけて、どちらの言い分が正しいのか、決着をつけてほしいものです。ただし、12月24日に私のブログでもすでに明記したように、国民生活センターの測定方法は、デンマーク製の水素電極とガスクロマトグラフィーを併用したもので、私たちが研究に用いている装置と方法は基本的に同じです。
 このデンマーク製の水素電極は1式で100万円を超えますが、私に相談にきた会社には、この測定装置を購入するように勧めています。「100万円以上もする装置はとても高価なので買えない」という会社には、「水素事業はやめたほうがいいですね」と助言しています(なお、この水素電極の会社からはリベートはいただいていませんので、念のため)。
 また、水素水測定装置といいながら、「溶液中の酸化還元電位(ORP)を検知し、溶存水素濃度として換算」している装置では、正確な水素濃度を測定できないときがあるので、注意が必要です。基本的に原理がまちがった測定機器では正しい濃度結果を得られないときがあるのは当然です。
 なお、容器いりの水素水では、10社製品中商品表記と同じ水素濃度のものは、3社製品で、上位から株式会社メロディアン、株式会社KIYORAきくち、株式会社伊藤園でしたが、この3社は、国民生活センターが使用した測定装置と同じものを使用しています。ちゃんとした会社は、ちゃんと水素濃度も測定しています。


ビールを「ただの水」と言いますか!?—水素水を「ただの水」という方々へ—–


 のどが渇いたときのビールはおいしい。のどが渇いたとき、ビールを水分補給のために飲むことは普通です。でも、ビールを「ただの水」とは言いません。つまり、水分補給のためにビールを飲んだからといって、「ただの水」でないことは明らかです。
 ウーロン茶や麦茶を水分補給のために飲んだからといって、「ただの水」とは言いません。

 2016年12月15日に国民生活センターが発表した水素水関連事業社に対するアンケート調査では、15社(3社は無回答)中、11社が水素水の効果として、「水分補給」と回答したということでした。
 それをもって、「水素水『やっぱりただの水』 国民生活センター調査の唖然」と、水素水を「ただの水」呼ばわりする方々が出てきました。水分補給を目的とするからといって、「ただの水」というのは、論理的にまちがっているのは、すぐわかることだと思います。
 ビールを水分補給のために飲むからといって、「ただの水」ではない。
 水素水を水分補給のために飲むからといって、「ただの水」ではない。

 どうも、今回のアンケートは、公正なアンケートではなかったような印象を私も持つようになりましたが、事業者側が水素水の効果を「水分補給」と回答してはダメでしょう。
 もちろん、水素が全くはいっていないのは、「水素水」ではなく、「ただの水」です。水素が高濃度にとけている水が、水素水です。