炭酸ガスは胃から体に取り込まれないのに、水素は取り込まれるのは何故?

By | 2016年5月2日

 水素水の効果を疑問視する根拠として、炭酸ガス(二酸化炭素)との比較を挙げる人がいます。
 「水素よりはるかに大量に含まれている二酸化炭素ですら、胃腸からの吸収はわずかで体にほとんど影響しない」というものです。確かに、コーラやサイダーなどの炭酸ガスを多量に含まれる炭酸水を飲んでも、血液中に炭酸ガスが入って行く事はありません。水素水を飲んだ場合には、水素はちゃんと体内に取り込まれるのですから、どこがちがうのかという問題です。
 二酸化炭素は、水に溶けると炭酸イオンになってしまいます。イオン化した物質は、胃の生体膜を通過できないので、胃から体内には取り込まれません。一方、H2はイオン化することはなく、専門用語でいうと極性もないので、どの生体膜も自由に通過できます。
 また、CO2のイオン化していない状態でも分子量が大きいので、生体膜を通過しにくいのです。自然としみ込んでいくようなことを「拡散」といいます。拡散速度は、分子量の2乗に比例するので、水素の分子量は2、二酸化炭素は44ですから、22×22=484倍も遅いということになります。
 つまり、H2とCO2を比べたら、はるかにH2の方が細胞内にはいります。もちろん、水素水を飲んだ後に、体内に吸収されることはモニターしており、科学的に実測されています。また、水素風呂の入浴では、皮膚から水素が通過し、7分間で飽和します。