本物の水素水と水素が検出されない「水素水」:2016年12月15日の国民生活センター発表結果(その2)

By | 2016年12月24日

 2016年12月15日に国民生活センターが記者会見し、水素水に関する調査結果を発表しました。今年になって3度目の発表ですので、水素水に関する関心の高さを物語っています。
その調査結果発表について、私からもコメントをだして欲しいとの要望があったので、何度かにわけて、私の見解を述べたいと思います(その2)。
 国民生活センターが19社の水素水製品について、水素濃度を測定しました。
この測定方法は、デンマーク製の水素電極とガスクロマトグラフィーを併用したもので、私たちが用いている方法と同じ信頼できる方法です。
 結果は、容器いりの水素水では、10社製品中商品表記と同じ水素濃度のものは、3社製品で、上位から株式会社メロディアン、株式会社KIYORAきくち、株式会社伊藤園でした。 
 なお、今回測定された商品会社のなかで、私が理事長を務める日本分子状水素医学生物学会の賛助会員は、この3社だけでした。

 奥長良川名水株式会社と株式会社日田天領水 のペットボトル入りの自称「水素水」は、水素が全く検出されなかった結果でした。これは以前から私のブログの表紙に注意を促しているものです。
つまり、ちゃんとした高濃度の水素水もあれば、水素の検出されない自称「水素水」もあるということです。

ちなみに、週刊文春が12社の容器入り水素水、10社の水素水生成商品の製品の水素濃度を調べて報道しています(2016年8月3日号)。民間の1週刊誌が調べたよりも国民生活センターの調査数が少ないのですから、公の機関としてもっと多くの商品を調べて欲しいものです。国民の要望は、水素水関連商品の中で、どの商品にはちゃんと水素が含まれているのかを明確にして欲しいということだと思います。

注:国民生活センターの発表では、水素水の定義はないと書かれており、水素濃度が適切であるかどうかの判断はされていません。したがって、水素濃度に関するコメントは別の基準によるものですので、関係部分は削除しました。