新型コロナ感染後の重症化を水素ガス吸入が抑制

投稿者: | 2020年7月21日

新型コロナに感染した後、重症化を防ぐことが最も大切な段階に入りました。7月5日に中国ハルビン大学から、水素ガスの吸入によって、新型コロナ感染軽症患者の重症化が抑制される臨床研究結果が北京で報告されました。
従来、重症化患者に水素ガスを吸わせる新型コロナ治療は中国では標準治療となっています(http://shigeo-ohta.com/topics163/参照)。今回の研究は、軽症から重症化への抑制が目的です。
研究対象は、PCRで確定した新型コロナに感染した軽度患者40名。発熱または気道症状が認められた患者を無作為に(ランダムに)2群に分類。20人には水素ガスを吸入させ、20人は対照として水素ガスを吸わせませんでした。
水素ガスの吸入によって改善されたのは、咳が治るまでの平均時間、平均発熱時間、治療後肺のCTにより判断される肺炎の程度です。さらに、肝臓腎臓の機能の悪化抑制をし、退院時の平均心拍数も減少していました。重要なことに水素を吸入しなかった20人のうち2名が重症化したのに比べ、水素吸入患者は一人も重症化することはありませんでした。
水素ガスは、水素ガス発生装置から1分間に300mLの発生した水素ガスをカニューレから1日3時間2回の6時間吸入しました。水素ガス吸入はカニューレからなので、他の仕事をしながらでも負担なく吸入が可能であるし、時間は短縮可能のはずです。

[注意]
市販の水素ガス発生装置には、水素をほとんど発生しない機器や不十分な量の水素しか発生しない機器が少なからずあります。気をつけましょう。今回、ハルビン大学で使用した水素発生装置は、日中合同開発機器で、日本でも購入可能です。興味のある方は、このブログの「問い合わせ」から私に問い合わせてください。