水素水によるミトコンドリア病改善の論文が発表

By | 2011年11月16日

Topics20

ミトコンドリア病は一昨年に特定疾患に認定された難病です。ミトコンドリアは私たちに必要な大切な細胞小器官ですので、ミトコンドリアでエネルギーが作られなくなるといろいろな面で症状がでてきます。私は21年前にミトコンドリア病のなかのメラスという病型の原因遺伝子を決定しました。私の研究成果が朝日新聞・読売新聞などの全国紙に大きくニュースとして掲載されたのは、初めてでした。原因はわかったのですが、まだ病気は治せません。その後、なんとか少しでも改善できる治療薬が見つからないかとミトコンドリア病についての研究を続けています。このような難病の患者さんは全国で1000人くらいなので、新薬ができても利益にならないため、製薬会社では新薬の開発が難しい状況です。このような難病には大学や公的研究所の研究者が努力しなくてはならないのだと思います。
10月3日についに、水素水がミトコンドリア病の改善に効果があることを示唆する論文が、Medical Gas Research(医学ガス研究)に発表されました。名古屋大学、愛知医科大学などの共同研究です。まだまだ、不十分な面はあるのですが、水素水が病気の改善に寄与できることを示したたいへん重要な論文です。以前から、もうすぐ発表になることは知っていましたので、発表を心待ちにしていました。
少なくとも長期にわたって水素水を飲んでも副作用がないことは、明確になりました。
英文論文ですが、インターネットで読むことができます。