卵子の老化:不妊治療と水素浴

By | 2012年2月20日

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先日のNHKの「クローズアップ現代」では、「卵子の老化」をとりあげていました。卵子の老化によって、妊娠したくてもできない女性が増えていて不妊治療をうけている人が増加しているとのことです。問題なのは、ほとんどの方が卵子の老化について知らない、あるいは、卵子が老化するとは思ってもいないことです。
私たちの細胞は年齢とともに老化します。ただし、若返る細胞と若返らない細胞があります。心臓の細胞は、生まれたときから同じ細胞を一生使っていて、新しい心臓細胞が生まれることはありません。神経は、最近は少しだけは新しい神経細胞ができることがわかってきましたが、大部分は生まれたときに作られた神経細胞を一生使っています。肝臓は、切り取ったときは2〜3倍には増えてくれます。ネズミの歯は、どんどん増えますが、人間は乳歯から永久歯へと一度だけ変わるだけです。皮膚の表皮細胞は、常に新しく生まれ変わり、古くなって死んだ細胞は垢として捨てられます。このようにいつまでも細胞分裂して新しい細胞ができるものと、できないものがあるのです。
精子は、皮膚の表皮細胞と同じように常に新しい精子が作られます。80歳でも子供ができるというのは、精子が80歳まで作られ続けるからです。
ところが、卵子は心臓の細胞と同じように新しく作られることはないのです。女性が赤ちゃんとして生まれたときには、すでに卵子の素(排卵の直前に卵子の素から卵子へと成熟します)が作られていて、細胞分裂によって新しい卵子の素が生まれることはありません。つまり、心臓や神経と同じように、年をとればとるほど、卵子の素も老化していくのです。卵子の素が老化するために、妊娠がむずかしくなっていきます。もし、このことを知っていれば、早く結婚したり妊娠したりするのだったと思う方も多くいらっしゃると思います。
では、卵子の素が少しでも老化しないようにするにはどうしたらいいでしょうか?
老化の主な原因は酸化です。卵子の素を保存している卵巣はできるだけ酸化しないようにしているため、むしろ酸素を運ぶ血液の供給が少なくなっています。そのため、困った事に一般の抗酸化物質は届きにくくなっているので、抗酸化効果はあまり期待できないのです。しかし、血流がなくても体内に運ばれる抗酸化物質があります。それは、水素(水素分子=H2)です。水素は、拡散によって体内の隅々まで浸透することが証明されていますので、水素を摂取することによって卵子の素の酸化も防いでくれるはずです。あるいは、少しは若返り効果も期待できるかもしれません。
水素は、一般の方は水素水として飲むことができます。しかし、私がもっとお勧めしたいのは、水素を溶かしたお風呂にゆっくり浸かることです。お湯に溶けた水素は皮膚を通って卵子の素まで大量に到達してくれます。同時に温浴によって体が温まり、その他のよい効果も期待できます。
週に一度は、水素温浴をしてみてはいかがでしょう。いくつかの不妊治療専門クリニックでは、水素浴を取り入れ始めたと聞きます。
(商品についてお知りになりたい方は個人的に問い合わせのページよりお問い合わせ下さい)

ただし、水素医学に便乗した商品も出回っていますので気をつけてください。マイナス水素イオン、プラズマ水素、水素吸蔵サンゴ、水素吸蔵ゼオライト、活性水素、は私たちの研究とは無関係です。