放射能防護の承認薬と水素

By | 2012年3月6日

Topics41 

2月15日に待ちに待った論文が発表されました(昨日気がつきました)。私は、事前に結果は知っていたのですが、公表されるまで秘密を保たなくてはならない義務がありましたので、論文が発表されるのを待ちに待っていました。放射線の副作用軽減薬アミフォスチンと水素の効果を比較した論文です。Biochemical Journalという歴史も古く権威のある学術誌に論文が掲載されました。
放射線の害は、放射線が水と反応して、活性酸素が生じるからです。もしそうなら、抗酸化物質で放射線の害をくいとめることができるはずですが、どの抗酸化物質でも効果がでるというわけではありません。たったひとつだけ、放射線の副作用を軽減する抗酸化剤が米国では薬として承認されています。アミフォスチンという薬です。この薬は放射線の副作用を取り除いてくれるのですが、残念ながらアミフォスチンによる副作用が強いので、口内炎がひどいときにだけに限定されて使用されています。そこで、放射線の副作用を軽減し、副作用が少ない放射線防護薬が待ち望まれていたのです。その薬は、水素(H2)でした。
この論文では、水素がアミフォスチンと遜色ない効果を示しました。アミフォスチンと遜色ない効果があるということは、水素にも放射線防護の効果が十分あるという証拠です。水素は、副作用がないので、放射線の健康被害から護るには最適です。
福島の子供たちには、水素水を飲んだり水素入浴したりして、水素をたっぷりとり、放射線など気にしないで外で元気に遊んでほしいと思います。

Biochem J. 2012 Feb 15;442(1):49-56.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22367121
Chuai Y, Gao F, Li B, Zhao L, Qian L, Cao F, Wang L, Sun X, Cui J, Cai J.

データをひとつだけここに掲載します。WR-2721はアミフォスチンです。
#3-120306水素による防御の図s (1)