がん治療の副作用を軽くする水素入浴

By | 2012年5月8日

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がんは、誰でもかかる可能性がある病気です。がんが発生して闘病生活をおくっておられる方は非常に多いと思います。闘病生活でつらいのは、抗がん剤治療や放射線治療による副作用です。
「抗がん剤治療をうけており、医師から奨められて水素入浴をはじめた。すると、抗がん剤治療をしているにもかかわらず非常に体が楽になってきた。でも、水素によって体が楽になるのはいいけれど、抗がん剤の効果までなくなってしまったのではないか?」という質問をいただきました。
現在は、癌治療をしている病院でも水素入浴を勧めるところも増えてきました。たしかに、体が楽になっても、癌治療効果がなくなっては、意味がありません。

放射線治療については、水素抗がん剤と水素水水を飲むことによって、放射線治療の効果は減らさずに、副作用が軽くなったという患者さんを対象とした研究が報告されています。http://www.medicalgasresearch.com/content/1/1/11

私たちの研究結果では、水素水を飲ませたマウスでは、確かにシスプラチンという抗がん剤の副作用が軽くなったことを示しましました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19148645

さらに、がんを移植して、抗がん剤(シスプラチン)の効果がなくなるかどうかを調べました。CTスキャンで癌の固まりの大きさをみることができます。

上図の→の部分が癌の部分です。抗がん剤がないと癌は大きくなっていきますが(下図)、抗がん剤を投与することによって、たしかにがんは大きくなっていません。また、抗がん剤と水素水を同時にあたえると、がんは大きくなっていません。抗がん剤が水素を飲みながらも、ちゃんと効果があることを示しています。すべてのがんと抗がん剤について結論を言うのは早急ですが、この実験結果では、水素水は抗がん剤の副作用を軽減し(ここではデータは載せていません)、抗がん剤の作用も弱くしないことがわかりました。医師と相談しながら、水素水や水素浴を試してみてはいかがでしょう。

大腿部血流と発汗量