「水素の効果」の特許が成立しました。

投稿者: | 2012年10月9日

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発明名:生体内の有害な活性酸素及び/又はフリーラジカル除去剤(特許出願2007-531053)
出願人:太田成男(単独)
発明者:太田成男、大澤郁朗
出願日:平成17年8月19日(2005.8.19)
この特許が成立するのに、7年かかりました。今回は、早期審査を申請したので、これでも早く結果が出たほうです。この特許は、2005年に大学のTLO(Technology Licensing Organization[技術移転機関]の略称)から、特許出願してもらおうと申請したのですが、大学の発明委員会では「こういうものは、特許にならない。」という冷たい反応で、あえなく却下!「個人でなら、ご自由に!」との判定結果になったものです。そのため、個人名で特許出願することにしました。当時は、水素が顕著な効果を発揮すると言っても、とても信じられなかったのでしょう。7年前の「特許出願却下」という反応は、私たちの研究成果は当時の常識を覆す結果だったことを意味しています。今でこそ、水素の効果は注目されるようになりましたが、この間の苦労を物語っているエピソードです。