謹賀新年:水素医学の10年の節目

By | 2015年1月7日

私が水素医学の研究を開始したのが、2005年の1月ですので、ちょうど10年が過ぎさったことになります。研究をはじめて10年後に最初の論文を発表できたというのは稀ではないので、ゼロからスタートしたこの10年の進歩は著しいものと言えます。また、充実した10年でもありました。

私がこの10年間に発表した英文論文は、21報になります。世界中から水素医学に関連した論文は400くらいになりますので、論文数では5%程度の数の貢献になります。最初の論文(Nature Medicine)の引用数は450となりました。

今後の発展に決定的に重要となる論文として、あと7報くらいは2年内に発表できるのではないかと考えています。一つの論文を発表するためには、最低3回位は書き直すので、毎月1報ずつ書き上げなくてはならない計算になりますので、うかうかしてはいられません。

水素医学の認知度は、国内ではかなり高くなっていますが、米国やヨーロッパでは、まだまだ低いですし、国内でも一般社会では認知度はまだまだ低いなあという印象です。ヨーロッパでは、水素ガスの虚血再灌流への効果を中心とする特許が昨年成立し、ドイツ、フランス、イギリス、スイスで登録されました。ヨーロッパでも水素の普及を期待したいものです。

水素水をはじめとするマーケットが大きくなるにつれ、各社の都合もあり、差し障りがあることが生じ公表できないことも増えてきました。そのため、このブログにも、書いていいものか判断に困ることも多くなっています。また、他のしっかりしたブログなども立ち上がっていますので、その分は他のブログなどを参考にしていただければと思います(http://suiso-p.jp など)。

一昨年の1月に出版した水素の本「ウォルター先生の水素のはなし」(産学社:おおたふみあき著太田成男監修)は、韓国と台湾で翻訳され、「水素水とサビない体」(小学館:太田成男著)は今年中国で翻訳される予定です。

今年こそは飛躍の年になるのではないかと期待しています。