猫の引っ掻き傷と水素
私は我が家の一員の子猫の爪が伸びるたびに切ってやっています。子猫が動かないよう抱きかかえて爪を切るのですが、今日は深爪したせいか、痛がって大暴れ。スキンシップで抱きかかえていた私の胸を思いっきり引っ掻いてしまいました。そこで、抗炎症作用のある水素の登場です。水素発生新素材を含むクリームを引っ掻き傷の半分だけ塗りました。その3時間後には、水素発生新素材を塗った左側半分だけ傷も消えていました。これは私の個人的体験です(左は引っ掻かれた直後の写真。左半分にだけ水素発生新素材クリームAuterを塗りました。写真右は3時間後の写真)。
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炎症とは
炎症は免疫作用のひとつで、傷ついたときに細菌などの外敵が侵入しないようにするものです。侵入した外敵を攻撃するために、好中球という白血球細胞が活性酸素のひとつである過酸化水素を大量に発生させ、ミエロペルオキシターゼという酵素によって次亜塩素酸へと変えます。ハイターに含まれている次亜塩素酸と同じ物です。次亜塩素酸によって外敵である細菌を殺そうとするのです。ただし、外敵めがけてというよりもマシンガンのように辺りかまわず放出してしまいます。ところが外敵を攻撃するあまり、自分自身も傷つけてしまいます。
過酸化水素の一部はヒドロキシルラジカルへと変化します。ヒドロキシルラジカルは反応性が高いので、敵に到達する前に自分自身の組織を攻撃してしまい、自分自身の死骸から細胞の中味が放出されます。すると放出された中味を処理するために、炎症作用を増大します。可能なら、敵だけを狙って攻撃すればよいのですが、そんな悠長なことを言っている場合ではないと攻撃するので、赤く腫れたり、熱をもったり、痛くなったりします。これが、炎症です。そして、傷の治癒を遅らせます。
水素の抗炎症作用
水素は自分自身を攻撃するヒドロキシルラジカルを消す作用があるので、炎症の拡大を抑えます。そのため、水素があると、傷が赤くならなかったり、腫れなかったりして、早く傷をなおし、傷後も残りません。
今までに、水素の抗炎症作用の学術論文は世界から多数発表されています。また、同時に水素は炎症を拡大する炎症性サイトカインも減らすことが明らかにされています。これらの研究では、何故水素が炎症を拡大するサイトカインを減らすのか分からない点もたくさんあります。また、炎症作用と抗酸化作用の関係も分からない点がたくさんあります。
まだまだ分からない点がありますが、水素には抗炎症作用があることは確かです。ちょっとした傷があったら、水素発生クリームをつけてみてはいかがでしょう。ただし、大きな怪我の場合は、すぐにお医者さんへ駆け込んでください。