2月20日の13時のNHKニュースで、本格的な水素ガス吸引治療研究が始まるニュースが流れました。
心筋梗塞などで心停止状態になった患者に水素ガスを吸わせることで、寝たきりになるなどの後遺症を減らそうという臨床研究を慶応大学病院など全国12の医療機関が始めることになりました。臨床研究を始めるのは、慶応大学病院のほか香川大学病院、熊本大学病院など全国12の医療機関です。
国内では毎年13万人が心停止状態になり病院に運ばれていますが、回復しても脳細胞がダメージを受け、寝たきりになったりことばが十分に話せなくなるなどの後遺症が残るケースが少なくありません。水素ガス吸引治療の大切なところは、単に命を救うだけではなく社会復帰させるのが医療の目的とするところです。
臨床研究では今後2年間にわたって、心停止状態となった患者180人に18時間、水素ガスを吸わせ安全性と効果を確認することにしています。
詳しくは「ちょっと一言:Topics93」をご覧下さい。
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