topics66 (2013.4.3)
「プラズマ水素って何ですか?」との質問をいただきました。
太陽の表面温度は、6000度Cくらいです。そこでは、私たちが生きている環境とは全く異なる現象が生じます。例えば、水素分子は、H2からH+とH-のプラスとマイナスのイオンが生じ共存します。このプラスイオンとマイナスイオンと気体が共存する状態を「プラズマ状態」といいます。この現象は、6000度Cまでにならなくても、2000度C程度でも生じるようです。しかし、このような高温の状態は私たちが生きている普通の状態とは全く異なり、水素のプラズマ状態は体温の体内や水溶液中の環境では生じ得ないのは明らかです。
そこで、このHPの表紙の注意事項に「プラズマ水素」も私の研究成果とは無関係であることを明記しました。このHPであつかう水素とその内容は、私たちが生きている普通の環境下で生じる分子状水素(または、水素分子、化学式ではH2です)のことで、科学的・医学的な検証を経た科学的な知識です。
消費者の方は、注意しましょう。