新型コロナウイルス肺炎の改善に、水素ガス吸入法が有効であることが分かってきました。このブログでは、科学的知見に基づいて、水素ガス吸入法の役割について解説したいと思います。いくつかにわけて記すことにして、ここは、その1です。
新型コロナウイルスによる急激な重症化の原因は、(1)免疫の暴走(サイトカインストーム(2)肺の水浸し状態(3)血栓の出現 です。
Q:新型コロナウイルスの感染症は、多くの人に恐怖を与えています。実際、怖い病気なのでしょうか?それほど怖くはないのでしょうか?
A1:感染自体は怖くない。
最近の複数の抗体検査やPCR検査によれば、国内外で、3-6%の一般の健康な方がすでに感染したことが推定されています。これらの結果は、国内外で感染が確認された人数の何十倍(あるいは何百倍)もの人がすでに感染して健康なまま生活していた可能性を示唆しています。
健康な感染者が感染を広げているので、従来にない厄介なウイルスです。、しかしほとんどの感染者は、無症状で健康に生活できており、新型コロナウイルスの感染自体は、統計的には、怖くはないと考えられます。
ノーベル賞受賞者の本庶佑先生も「死ななければ感染は怖くない」と発信しておられます。
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40185/
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020043090070748.html
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/0013317630.shtml
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042100822&g=int
A2:急激な悪化が怖い。
新型コロナウイルスによる怖さは、多くの医師が今まで経験したことのない急激な症状の悪化です。発症から死去まで平均8-9日間という速さです。
また、その間の症状が厳しいことです。胸がガラスの破片を飲んだかのように痛いと例えられます。
https://www.cnn.co.jp/world/35151165.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000022-cnippou-kr(PDF)
原因は?
この症状は、以下の原因によることがわかってきました。
(1)免疫の暴走(サイトカインストーム)
炎症を起こすサイトカインが急激に増加し、活性酸素を放出し肺が破壊されます。
(2)肺の水浸し状態
SARSや他の肺炎と新型コロナ肺炎が異なるのは、肺が水浸し状態になって、水に溺れた状態になり、呼吸ができなくなることです。
(3)血栓の出現
血栓ができやすくなり、脳梗塞、心筋梗塞によって急死し、子供では川崎病のような症状を表します。
これらの症状は、新型コロナウイルス自体が引き起こす症状ではなく、新型コロナウイルスが感染したことによって、私たちの体が反応した結果です。急激な重症化を抑制できれば、多くの患者を救えるはずですし、医療崩壊の阻止にも貢献できるはずです。
これらの新型コロナウイルスの特徴的な症状を克服できれば、「新型コロナウイルス感染は怖くない」といえるのではないでしょうか?
水素ガスがこのような症状を改善する効果とその可能性とそのメカニズムをこれから紹介します。
(注:水素ガス発生装置はすでに数社から販売されていますが、ほとんど水素が発生しない装置や発生水素量が少ないものがありますので、水素ガス発生装置という名前だけで飛びつかないようにお願いします。
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